「アントニン・レーモンドの建築作品が見てみたい!」
「東京聖十字教会に行ってみようかな」
こんにちは!くりです。
東京都世田谷区にアントニン・レーモンドの建築作品、東京聖十字教会があります。
日本の建築史にも残る「アントニン・レーモンド」の作品に興味があったので、実際に行ってみました。
住宅街にとつぜん現れ、とてもユニークな形をして、歴史を感じる建築でした。
今回は「東京聖十字教会」に行ってみてわかった、アクセス、建築情報などをぼくが撮影した写真とともに、ご紹介していきます!
アントニン・レーモンド、東京聖十字教会とは?
まずは簡単に「アントニン・レーモンド」と「東京聖十字教会」のことをご紹介します!
アントニン・レーモンドとは?
1888~1976年。チェコ出身の建築家。
プラハ工科大学で建築を学びます。
そして卒業後、近代建築の巨匠”フランク・ロイド・ライト”の下で働きました。
フランク・ロイド・ライトと東京に来日、助手として帝国ホテル設計を手伝います。
その後、レーモンド事務所を開設。前川國男など、著名な建築家が彼のもとで働きました。
レーモンドは日本で400以上の設計を引き受け、今でも作品は数多く残っています。
東京聖十字教会とは?
1961年、竣工、東京聖十字教会。
東京都世田谷区にある教会建築。
楕円形の形をしていて、とてもユニーク。
60年近く経ったいまでも、礼拝は行われています。
礼拝案内
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集会案内
・聖書を学ぶ会
毎週木曜日 午前10:30~12:00
・婦人の集い
毎週第3日曜日 午後(学びと奉仕)
・信仰のわかちあい
毎月第3金曜日 午後 7:00
住所:東京都世田谷区若林4丁目18−8
TEL:03-3422-1037
東京聖十字教会への行き方(アクセス)
まずは世田谷線の松陰神社前駅に行きましょう!
東京なのに、世田谷線は2両しかありません。かわいらしい電車です。
路面駅を出て商店街をまっすぐと進み、ローソン前で右に曲がると着きます。
教会へは、駅から徒歩5分で着きますよ!
アントニン・レーモンド作、「東京聖十字教会」をご紹介します
これから僕が撮った写真とともに、東京聖十字教会をご紹介します!
住宅街に突然現れる特徴的な教会。
木でできた正面と、プレファブに使われていそうな緑色の板。
これは「合掌造り風」だそうです。
上からは光が差し込むようになっています。
亀の甲羅みたいです。
木材がいい味を出しています。
ここでうろちょろしていたら、おばさんに話しかけられて中に入ることに。
僕のためにライトを付けてくれたり、かなりウェルカムでした。
簡易的な受付。ここで名前を書いて入ります。
凄いです。薄いベニアが貼られていて、その上に木の十字架。
教会はコンクリートが多いので、木造なのは珍しいかもしれません。
この湾曲している部分は、集成材(木を重ねて圧縮した安価なもの)を使用しています。
それでもこの集成材で、予算を半分以上使ってしまったそうです。
なんか、神秘的です。
後面のステンドグラス、ではなく透明のプラスチック板にカラースプレーで色を付けています。予算が足りなかったようです。
レーモンドは「材料の良さを生かし、限られた中で、シンプルに」という信条をもっています。それがよく現れていると思います。
レーモンドの奥さんがデザインした椅子。
天井には扇風機、エアコンが設置されていました。それもちゃんと雰囲気を壊さないように、茶色で塗られています。
あまり注目したことないですが、教会に空調設備があるのは珍しいですね。
結構イベントも開いたりしているようです。
丸いライトも並ぶといいものですね。
まとめ:東京の世田谷にある神秘的な木造教会、じっさいに見に行くべき!
アントニン・レーモンド作、東京聖十字教会をご紹介しました。
実際にあの空間に入ると、他では感じることのできない神秘的な雰囲気を体験できます。
ぜひ、行ってみてください!
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