日本建築

【隈研吾】浅草文化観光センターに行ってきた【建築特徴、アクセス、展望テラスなど】

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「浅草文化観光センターってどんな感じ?」

「建築的な特徴が知りたいな」

 

こんにちは!くりです。

今では浅草は日本を代表する観光地となりました。外国からの観光客も多く訪れるところ。

浅草を代表する観光名所はいつも多くの人で賑わう雷門。そしてその斜め向かいに浅草文化観光センターがあります。

浅草文化観光センターは建築家・隈研吾が設計した建物で、建設当初、賛否両論の意見が出てきていました。

建築学生のぼくが実際に見てきたので、その様子をレポートしたいと思います!

今回は浅草文化観光センターに行ってわかった、アクセス、営業時間、展望テラスについて、建築特徴などまとめます。

これから浅草文化観光センターに行く人、建築に興味がある人にぴったりの記事になっています!

 

隈研吾&浅草文化観光センターとは?

まずは設計者の隈研吾さんと、浅草文化観光センターを簡単にご紹介したいと思います!

 

建築家・隈研吾について

出典:wikipedia

神奈川県出身の建築士。現在64歳。

 

浅草文化観光センターについて

 

2012年竣工、建築家:隈研吾。

元は2階建ての銀行が建っていたところ、台東区が買い取り、そこに観光センターを開設しました。

地下1階、地上8階のSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造です。

1階は英語、中国語など4ヶ国語対応している観光案内所、2階は観光情報、8階は無料の展望テラスになっています。

2015年に、トリップアドバイザーの「行って良かった無料観光スポット」で3位を獲得しました。

 

住所:〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目18−9

TEL:03-3842-5566

公式HP>>>

 

浅草文化観光センターの営業日&時間

営業日

年中無休

営業時間

9:00~20:00

※展望テラスは22時まで

 

浅草文化観光センターへのアクセス(行き方)

電車

  • 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン):浅草駅から徒歩5分
  • 東京メトロ銀座線:浅草駅(出口2)から徒歩1分
  • 都営浅草線:浅草駅(A4出口)から徒歩2分
  • つくばエクスプレス:浅草駅(A1出口)から徒歩10分

バス

  • 都営バス:浅草雷門(系統によって停車場所が異なります)
  • 台東区循環バスめぐりん(東西めぐりん):31番雷門前から徒歩1分
  • 台東区循環バスめぐりん(北めぐりん):1番浅草駅から徒歩5分
  • 台東区循環バスめぐりん(ぐるーりめぐりん):17番浅草駅から徒歩5分 

 

浅草駅を出て、人の流れに沿い雷門を目指せば見えてきます!

 

浅草文化観光センターを写真でご紹介します

ここからは僕が撮影した写真とともに、浅草文化観光センターをご紹介します!

 

浅草文化観光センターの外観

すごく立派な建物。

浅草という土地柄、「木でできた庭のある家を出したい」という隈さんの意向で、木造平屋を7つ重ねたような建物になっています。

平屋ということで斜めに出ているひさしがあります。その斜めのひさしと、上の平らな床に三角の隙間ができるので、そこに空調機などを入れたそうです。

 

 

木のルーバー(すだれみたいなやつ)が不均等に並んでいますね。

この木のルーバーは、日本の杉を不燃加工したものだそうです。

 

スカイツリーと2ショット。

内覧会の時、隈研吾さんは、

「敷地が広くないので、ペンシルビルにならないよう、また浅草の風景に合うように屋根のある平屋を重ねるデザインを考えた」

と説明しました。

そこで「浅草の景観にあっていない」と批判されたそう。木造平屋をテーマとしているのに、これでもだめ。何ならいいんですかね。

ぼくが考えるに、景観にそぐわないのは、単に新しい建物だから見慣れていないだけのような気がします。

 

 

とてもカッコいいです。

 

ここの不均一なルーバーの隙間から、はっきりと雷門が見えるようになっていました。

 

浅草文化観光センターの内観

ここが1階です。観光インフォメーションがあり、多くの外国人がいました。

 

階段で2階へ。

 

2階にはまさかの電源スペースが。これは旅行客には嬉しいですね。

でも椅子がなく、充電中はずっと立ちっぱでなくてはいけません。

 

雷門が見えます。

 

2階では浅草の観光情報を集めることができます。

天井が斜めになっていますね。ビルでは平らな天井が当たり前なので、これは珍しい。

ふんだんに木材が使われていて、なぜか安心します。

 

この風景、隈研吾建築でよく見ます。笑

関連記事:【東京農業大学】「食と農」の博物館に行ってきた!【アクセス、入場料、建築情報など】

 

3~5階は一般には使われていません。

 

6階は浅草に関する映像が流れていました。

 

でまさかの飲食可、休憩所になっています。

 

階段数の表すデザインは、建物それぞれの個性が出ます。

ここはひさしの斜め線でしょうか。

 

7階は展示イベントがやっていました。

 

階段で、8階のテラスへ。

 

8階はこんな感じ。ほぼ外国人。

 

北側には仲見世商店街が見えて、

 

東側には、スカイツリーが見えます。

ここは無料で来れるのにこの景色。すごくいいです。

こんないいところ、日本人は知ってるのかな?

 

天井は斜めになっており、さらに木材が使われているので、本当の木造住宅の屋根が再現されています。さらに光を取り込むための穴もあります。

 

8階にはカフェがあり、この良い景色をみながら、コーヒーやビールが飲めます。

普通に日本人でも楽しめる場所ですね。

 

メニューはこんな感じ。

 

まとめ:外国人や日本人も楽しめる浅草文化観光センターはおすすめ!

今回は浅草文化観光センターをご紹介しました。

かなり楽しめる場所になっています。ぼくは時間がなくてできませんでしたが、8階でコーヒーを飲んでいる人が幸せそうな表情をしていたのを覚えています。

浅草文化観光センター、オススメです!

 

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