こんにちは!くりです。
つくば市にある、つくばセンタービルを見てきました。
つくばセンタービルは複合施設で、ホテルやテナントビル、広場からなります。
設計は、水戸美術館などを手がけた磯崎新氏。
廃墟的な建築をテーマとしていて、本当に廃墟のような広場になっていました。
さまざまな過去の様式の引用があり、非常に見応えがあります。
それでは、たくさんの写真つきで建築レポートを書いていきます。
つくばセンタービルの建築レポート
つくば駅すぐにあります。
バスターミナルからつくばセンタービルを目指します。
花が綺麗に咲いています。

つくば駅周辺の景色。

いろいろな人が、椅子で休憩しています。
マラソンをしている方もよく見かけました。自然も多いので気持ちよさそうです。
つくばセンタービルの広場です。

なんかすごい。
ローマのカンピドリオ広場を反転しているそうです。
磯崎氏は過去の様式の引用を得意としています。
たしかに遺跡っぽい。

中央まで下っていきます。


ちゃんと階段になっています。

水が流れています。

広場の中心は、噴水です。

普通、広場の中心は盛り上がっていくもの。

中心に小さな噴水にしたのが、この広場の特徴でしょう。

ここも遺跡っぽい。

広場の後ろには、ライトオンの本社があります。

広場の上には、ノバホールがあります。

残念ながら関係者以外は入れませんでした。
三角のガラス張りが気になります。
可愛らしいアートもあります。

ずっと水が流れています。

水の音がつねにして、さらに鳥のさえずりも聞こえるので、心がやすらぎます。
ホテル日航つくばです。

ここに泊まりました。
関連記事:【宿泊記】ホテル日航つくばに泊まってきた!【建築】|泊まれる有名建築
ノバホール。

サイコロのような街灯。

印象的な飛び出た丸い空間。

中から見ると、こんな感じ。

まさかの利用できる空間ではなかった。
バブル時代だからできたこと、でしょうか。


自由に読むことができる本が積まれていました。

向かいには椅子もあります。
夕方になると、子どもたちが遊んでいました。

良い遊び場ですね。
もう秋なのに、ビチャビチャになって遊んでいました。
夜はこんな感じです。

まさかの赤でライトアップされています。

ちょっとこわい。
つくばセンタービルの建築レポート 感想まとめ

この記事は、「【建築レポート】つくばセンタービルを見てきた!【磯崎新】」を書きました。
つくばセンタービル、良かったです。
磯崎新氏の代表作ということで、非常に見応えがありました。
このような場所は日本を探しても他にあるのでしょうか。
環境も良かったです。水の流れる音、鳥のさえずり、豊かな自然、マラソンをする人々。廃墟的な広場あるからこそ、目立つ豊かさなのかもしれません。
ただ一方、人の少なさ、店の閉まっている感が気になりました。
建築が目立ちすぎて、お店が目立たなく入りづらさを感じます。コロナ禍もあり、飲食店がすべて出払ってしまったそうです。
今ではコワーキングスペースなどで埋まっています。(ちなみに外から見ても、一切分からなかった)
「良い建築だが、商業的には良くない」と意見を見ましたが、たしかになー、と思ってしまいました。
特撮で売り出すのはどうでしょうか。
広場は仮面ライダーや特撮ヒーローの撮影によく使われるそうです。それを利用して、特撮の街にするという。
「〇〇があるのは〇〇」というのがなければ、人は集まらないと思います。
頻繁にヒーローショーを開いたり、コスプレを用意して撮影スポットにするとか。
建築を最大限に生かして、利益も最大にしていく。面白そうだと思います。
以上です!
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