「勉強するのめんどくさいな」
「勉強する必要ってあるの?」
こんにちは!くりです。
皆さんは「勉強」は好きですか?ぼくは大っ嫌いでした。
中高時代には自ら教科書を読んだことがなく、テスト後に毎回担任に呼び出されて「おまえ、留年するぞ」と言われたほどです。
そんな勉強嫌いのぼくは今では1日に8時間以上机に向かうことは余裕、むしろ当たり前になってきました。
華の大学生であるのに、休日を潰して勉強していることもよくあります。(……インキャ言うな!)
このように改心した理由は、とある本がきっかけです。その本との出会いが僕を変えてくれて、勉強の必要性を実感しました。
そこで今回はぼくが勉強の必要性を感じたきっかけを、体験談を交えてご紹介します!
「勉強する必要はあるの?」と疑問に思う中高生にはぴったりな記事になっています。
勉強する必要はある?何のため?
大学二年生の頃、ぼくは勉強をする必要性がわかりませんでした。
その証拠に、渋谷の居酒屋で友人に向かって、
「いま勉強する必要なくない?大学生でしかできないことをやったほうがいいでしょ」とアホ丸出しな意見を言っていました。
今では恥ずかしくて的外れな発言だと分かりますが、当時は本気で、真面目な顔をしています。
事実、勉強とは興味ないことについて書かれている文字の羅列を読むだけで、退屈な行為だと思っていました。
その恥ずかしい考えが覆る瞬間は、突然やってきます。
「学問のすすめ」と出会い、勉強の必要性を知る
ある日、大学生らしく恋愛の本を読んでいました。
この本の主人公は、恋愛のルールを知っているか知らないかで、こんなに恋愛の成功率が変わることに驚きます。そこで知識を必要性を昔の本の引用をつけて紹介していました。
その引用はこちら。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様、雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。
この引用は、一万円札の肖像画にもなっている福沢諭吉の「学問のすゝめ」です。
この一節はぼくに衝撃を与えました。すぐに「学問のすゝめ」を買い、読み尽くしました。過去の出来事とばっちり重なったことに驚きです。
アルバイトで人より稼いでいたことから、勉強の必要性を読み解く
大学生のぼくは、土方のアルバイトをしていたことがあります。家の部材を運ぶ仕事で、まーこれが重い。30〜40kgの家の壁などを手で運びます。
とても辛い仕事でした。これで時給1000円。一緒に入った人たちはすぐに辞めていきます。それでもぼくはお金が必要だので、弱音を吐きながら、辞めずに続けました。
このバイトを始めて3ヶ月も経つと、一緒に入った人の8割はやめていました。
ぼくも辛いし辞めるか考えていたところ、任せらせる仕事の内容がレベルアップ。さらに時給も1000円から、2000円にアップしました。
時給が二倍ということは、普通のバイトの半分の時間で、同じ金額をもらえます。例えば週4でバイトをする人と、週2でバイトをする僕が貰える金額は同じということ。
大学生で時給2000円のバイトをする人はなかなかいないので、喜ばしい限りです。
この出来事をまとめると、
・土方のバイトをやる
・辛いけど辞めずに継続する
・普通の人ができないこともできてくる
・能力がある人を貴重とする会社が、多くのお金を払ってくれる
ということになります。
これを勉強に置き換えると、
・勉強をアホほどする
・普通の人がもたない知識を持つ
・知識人は他とは違う能力を持つので、会社が多くのお金を払ってくれる
という感じですね。
学問のすゝめが伝えたいこと
ぼくが先ほどの一節を訳すならこうです。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。
人はみんな平等に生まれたんだよ。
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様、雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。
でもさ、この世の中には、犯罪者や研究者もいて、ホームレスや高額納税者もいるじゃん。その差って異常じゃない?何の差なんだろうね。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。
ただ勉強する人は、世間に重宝されてお金も貰える。でも勉強しない人は、世間的には重要な人になれなくて誰でもできる仕事しかできない。だからお金は貰えないよ。
という感じになります。
勉強は将来への投資です。
大人になって高級タワーマンションに住んだり、ゴールデンレトリバーを家族にしたり、自分の名を世界に轟かせたいのなら、勉強するしかありません。
将来的に豊かな生活を望むのなら、いま一生懸命、目の前にある学問に取り組みましょう。
まとめ:勉強は将来のための投資。金を稼ぎたいなら勉強しよう。
勉強は手っ取り早く、身近でコスパの良い投資。これからメジャーリーグを目指したり、柔道でオリンピックに出て賞金稼ぎすることに比べると、勉強はめちゃ楽です。
大人に「なんでそんなに勉強してるの?」と聞かれたら「金を稼ぐためです」と答えましょう。
おそらく目を見開いて驚かれますよ。