「六本木にある有名建築はなにがある?」
「こんど六本木にある建築物を巡ろうかな」
こんにちは!くりです。
みなさん六本木といえば、どんなイメージを持つでしょうか?
僕は「芸能人が夜に遊ぶ街」だと思っていました。
それもそうなのですが、有名建築家がたてたものが多い、建築の街でもあるのです。
なので今回は建築学生の僕が行ってわかった、六本木にある有名建築物をまとめてみたいと思います!
いつか六本木に行く時、参考にしてぜひ巡ってみてください。
東京都六本木にある有名建築物6作品を紹介
これから僕が撮影した写真とともにご紹介します!
六本木なので美術館が多めです。
1.国際新美術館
2007年竣工。建築家:黒川紀章。
まず紹介するのは黒川紀章が設計した、新国立美術館です。
美術館の年間来場者数は日本で1位!世界でも20位に位置します。
建築をあまり知らないひとでも、聞いたことはあるのではないのでしょうか。
ファサードに、薄緑色でドット柄の長細いガラスで覆っていることが特徴的。
六本木に行くなら必ず行きましょう!
住所:〒106-8558 東京都港区六本木7丁目22−2
TEL:03-5777-8600
休館日:火曜日
関連記事:国立新美術館に行ってわかった、アクセス、営業時間などまとめ
2.サントリー美術館
2007年移転開館。建築家:隈研吾。
サントリー美術館は東京・丸の内に約60年前、新設されましたが、2回の移転を経て現在六本木にあります。
戸建てではなく、東京ミッドタウン内にある美術館。
設計者の隈研吾作品らしく、室内は木材で覆われていて、柔らかい雰囲気を保っています。
内部も隈研吾建築の特徴がはっきりと現れているので、ぜひ行ってみてもらいたいです。
住所:東京都港区赤坂9丁目7−4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
TEL:03-3479-8600
休館日:火曜日
関連記事:【リポート】サントリー美術館で、都会のぬくもりを感じた【河鍋暁斎展】
3.21_21 DESIGN SIGHT
2007年竣工。建築家:安藤忠雄。
六本木にある安藤建築です。
地下一階、地上一階の低層建築。
三宅一生さんがディレクターとして就任しています。
その三宅一生の「一枚の布から洋服を作る」に着目して、建物の屋根が一枚の大きな鉄板を折り曲げたような外観をしています。
デザインやファッション好きの方にぴったりな美術館です!
住所:東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内
TEL:03-3475-2121
休館日:火曜日
4.TOTOギャラリー・間
1985年開設。建築家:安藤忠雄。
またもや安藤建築。TOTOギャラリー・間は、建築とデザインの専門ギャラリーです。
TOTOビルの3,4階部分がギャラリーとして開放されています。
ここは建築家やデザイナーが、自分の思想や価値観を表現する場として利用されています。
なんと入場は無料!建築学生さんにはたまらない場所ですね。
住所:〒107-0062 東京都港区南青山1丁目24−3 TOTO乃木坂ビル
TEL:03-3402-1010
休館日:月曜日、祝日
5.テレビ朝日本社ビル
建築家:槇文彦。
プリツカー賞受賞者の槇文彦さんが設計をした、テレ朝の本社ビルです。
槇文彦さんの建築は見た目の個性が薄いように思います。でもそれは人々に寄り添う建築だからです。
人が快適に使える建築を目指した上で、印象の残さない外観にたどり着いたのかなと。
なので安藤建築とは真逆のスタイルだと思います。
「21_21 DESIGN SIGHT」と見比べてみるのも面白そうです。
ちなみに僕の大学の教授は、槇文彦さんを絶賛していました。逆に安藤忠雄さんの建築は印象が悪いようです。(機能性がないから)
テレビ局ですが、一階はアトリウムとして喫茶スペースやグッズショップがあるので、一般の人も入れます。
住所:東京都港区六本木6丁目9−1
TEL:03-6406-1111
6.ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店
2003年竣工、建築家:青木淳。
最後にご紹介するのは、青木淳さんが設計をしたルイヴィトンの路面店です。
青木淳さんはSIA青山ビルディングなどを担当した建築家で、ルイヴィトンの店舗を多く手がけています。
10cmの円で構成されたデザインは、実際に見てみると細やかさに驚きます。
住所:東京都港区六本木6丁目12−3 六本木ヒルズ六本木けやき坂通り
TEL:0120-001-854
関連記事:【パリ建築】ルイ・ヴィトン財団美術館に行ってわかった、行き方、開館日などまとめ
まとめ:六本木で建築ツアーをしたら面白い!
六本木にある有名建築をまとめてみました。
世界的に有名な建築家が設計した建物が、六本木にたくさんあります。
建築好きならば、一度六本木を巡ってみてはいかがでしょうか。
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