
出典:File:Shinai.jpg / Pacifier / CC BY-SA 3.0。トリミング・色調変更なし。
「武曲 MUKOKUってどんな映画?」
「感想が聞きたい!」
こんにちは!くりです。
映画「武曲 MUKOKU」を見てみました。
サムネで「ぼくの好きな森山未來がでてる!」と思いみたのですが、まさかの綾野剛。
藤沢周の小説「武曲」を映画化したものです。
ヒップホップに夢中な高校生が剣道と出会います。アルコール依存症の主人公が、その主人公の天性の素質を見抜きました。剣道を通して、家族との関係を見出す作品です。
「武曲 MUKOKU」の作品情報
タイトル:武曲 MUKOKU
公開年:2017年
上映時間:126分
監督:熊切和嘉
出演:綾野剛、村上虹郎、前田敦子
原作:武曲
「武曲 MUKOKU」のあらすじ(ネタバレなし)
「殺す気で突いてみろ!」矢田部研吾は、まだ小学生だった自分に、日本刀を突き付けて剣を教えるような警察官の父・将造に育てられた。
おかげで剣の道で一目置かれる存在となったが、父とのある一件から、進むべき道を見失い、剣も棄ててしまった。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光邑 (みつむら) 師範が、研吾を立ち直らせようと、一人の少年を研吾のもとへと送り込む。
彼の名は羽田融 (はだとおる)、ラップのリリック作りに夢中で、どこから見ても今どきの高校生だが、台風の洪水で死にかけたというトラウマを抱えていた。
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※邦画ならHuluが一番扱う本数が多いです。(僕調べ)
「武曲 MUKOKU」感想レビュー(ネタバレあり)
「うーん微妙、違和感を感じる場面がおおく、何を伝えたかったのが分からない」
というのが正直な感想です。
まずはラップ好きの高校生(ハダ)が剣道と出会うシーン。
道端でケンカをかい、剣道で勝負させられるという事はわかります。
でも剣道部に入る流れがスムーズすぎる。「え、昔かじってたの?」と思うほど、すんなりと受け入れていました。
そしてハダのキャラがよく分かりません。反抗期の荒れているキャラかと思いきや、年上には敬語、先輩に落ち着いた対応、まき割りのバイトを5日も続ける真面目さなど、少し違和感を感じました。
あと一瞬ですが、ハダが礼儀正しい好青年になってました。あれは素なのか演技なのかどっちですかね。
綾野剛演じる、荒くれ者の主人公のケンゴが登場します。剣道で親を植物状態にしてしまい、それから酒浸りで無職というありさまです。
師匠の手紙を期に、高校生のハダと出会いました。そしてそのハダが才能を持っていることに気づきます。
師匠に「いまのお前では小僧に勝てん」とケンゴに言い放ちます。それから決闘になりました。
実力のあるケンゴが、剣道初心者のハダに面を打たれ、暴走しはじめます。
ここにも違和感が。なぜ、みんなで暴走するケンゴに立ち向かったのですか。
ハダを助けたかったから?
元々ケンゴを嫌いだったから?
倒してみたいと闘争心が働いたから?
いやー分からない。
あれは殺陣というのでしょうか、それは見事で凄いのですが、僕のアタマの中では「なんで?なんでそうなる?」と反芻していました。
それよりあんなにケンカをうったハダが、剣道部員に受け入れられすぎのような。
そして父との過去、母の墓参り、次は、ハダがケンゴに再度決闘を申し込みます。
さらに「お父さん殺したんですか」とまでケンゴに追求しました。
そこでも「なぜ決闘したいの?」と疑問に感じてしまいました。しかも親を殺したことを引き合いに出すほど。
昔からのライバルで恋人を巡ったとか、親の仇とかならまだ分かるのですが、この前一度勝てそうになっただけ。
それだけでお面なしで竹刀を使い、雨の中、命がけの戦いをしました。
そこまでしたいこと?死ぬことを覚悟にするほどの関係性?
背景描写が少なすぎて、登場人物の感情を読み取ることができませんでした。
なので戦いの迫力あるシーンも「なんでそこまでしてんの?」と引いた目で見てしまいました。
あと余計な設定が多すぎるような。ハダは台風で死にかけたことがある、ラップをやっている、などドコにも関係しない設定がありました。
前田敦子も出演していましたが、悲しいくらい、無名のグラドルが担当するようなちょい役。過去の経歴もあるし、もうすこし重要なキャラでもいいような。演技は…ですが。
言いたい放題ですが、退屈するような映画ではありません。
決闘シーンは本当に迫力があって、日本映画でも稀に見る気迫さでした。むしろこのシーンがなければ、途中で視聴をやめていたかもしれません。
まとめ:「武曲 MUKOKU」の評価は星2/5
演技は凄いです。「さすが俳優さんだなー」と思っていました。
でもつまらなくないけど、面白くもない。
綾野剛のファンだったら見たほうがいいです。細マッチョの肉体美も見れますよ。
※邦画ならHuluが一番本数が多いです。(僕調べ)