そろそろ感傷的になってきた22歳バックパッカー

世界一周66日目(11/11) フランス・リヨン

4時に起きました。ここはリヨンのローヌ川沿いのベンチです。ポツポツポツ…という音が聞こえます。その音に起こされた僕は「ウソだろ…これは夢だ」と願います。しかし現実でした。

やばし!と思いガバっと起きて、屋根の中に入りました。寝袋だけで寝ている僕にとって雨は敵です。はじめての野宿中の雨でした。今までは奇跡的に雨の日は宿に泊まっていました。

去年のヨーロッパ横断では野宿中に何度も雨が降ってきて、どれだけ憎んだか。今回は幸運すぎますね。

しばらくボーッとしていると視線を感じました。近くに自転車旅中で同じように寝ていた人が僕を観察してきます。いや、僕は君の仲間だ!とは言えないので、さっと逃げました。あまりいても向こうを怖がらせちゃうんので。僕も人の気持ちをわかる人間になってきました(野宿人限定)。

まだ暗い道をオレンジ色のライトが照らしてます。僕はふらふらと歩きました。まだ4時なのでお店は開いていません。30分歩き回ると小さなバス停の椅子に座りました。

僕の前は点々としたライトとフランスの道、横には輝かしい広告はスクロールしています。このぼーっとしている時間は色々な事を考えさせられました。何を考えていたのでしょうか?でも未だにこの時間をはっきりと覚えています。横には黒と黄色のラベルの8.6%ビールの広告がありました。

あとはもうパリに行って飛行機で日本に帰ります。そのことを考えていたのでしょうか。

5時になったのでリヨン駅に行ってみました。駅は空いていてホッとします。駅内には綺麗な待機スペースがあり、大きな背もたれが椅子や充電、wifi、ピアノなど空港並みに揃っていました。

そこでまたぼーっとしていると、一人の若者がピアノを引き始めました。朝の雰囲気に合わせて曲選びをしているのか、気分をよくさせてくれます。2時間以上引いていたので練習でもしていたんですかね。

電車が始まったので、ラルブレル駅に行きました。それから坂をどんどん登ります。雨は上がりましたが、灰色の雲が空を覆っていました。

20分ほど歩くと着きました。ラ・トゥーレット修道院です。コルビュジエ建築ですね。

看板を見ると今日は入れないそうです。ここまで来たのに…。まあいいか。同い年ぐらいの女の子は入れない代わりに、施設の人にインタビューしてました。すげえな、そこまで学ぶ気力はないわ。

建物の写真をパシャパシャと撮り、周りを散歩してみました。雲も流れて、太陽が差し込んできました。街を見下ろします。いい景色です。

紅葉中の葉っぱが落ちる季節らしく、辺り一帯黄色で覆い尽くされていました。上を見れば青い空があります。コルビュジエ作品はいい環境にありますね。最後の目的地がここでよかったです。

2時間ほどみてリヨン駅に戻りました。すっかり晴れた空のリヨンを散歩します。リヨンはフランスの第二都市ですが、パリとは全然違いますね。フランスを味わいたいならリヨンに行きましょう。

今日は日曜でスーパーが空いていないので、マックに行きました。6ユーロ(780円)のセットを食べながら宿を予約しました。

最低3000円の宿しかないので悩みましたが、予約しました。あとはパリに行き空港泊をするのでシャワーを浴びる機会がありません。飛行機でくさいやつと隣になるのは最悪なのでここでシャワーを浴びます。ギリシャだったらアパート借りられる値段だ…。

宿は清潔感があり広いドミトリーでした。荷物をおいてコンビニでビールとポテチを買い、ローヌ川に行きました。寒くて震えながらビールを飲みます。

どれだけベンチでパン食べたかな、とか思いながらムシャムシャとパンを食べました。野宿はどれだけしてきたかな。50日は野宿してます。海外野宿講座とか開こうかな、誰もこなそうだけど。

ドミトリーに戻り、シャワーを浴びてベッドに入ります。最後のドミトリーのベッドはふかふかでした。

 

 

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