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人の感情を動かす文章の書き方【バチェラージャパンのレビューから学ぶ】

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こんにちは!くりです。

 

「バチェラー・ジャパン」という恋愛バライティ番組をご存知ですか?

内容的には、バチェラーと呼ばれる独身男性一人が、25人の女性が様々なデートを繰り返し、最終的には運命の一人を見つけるという感じです。

レビュー件数も多く、評価が高い人気番組です。Amazonプライム会員の方だけが見ることができます。

 

Amazonプライムの作品を見るのがぼくの趣味なので、この「バチェラー・ジャパン」に興味がありました。

しかし「恋愛に疎いぼくが見てもなあ…」と思い、しばらくは違う作品を見て楽しんだのですが、とあるたった一つのレビューをみて、バチェラーを見ることに。

そのレビューというのがとても秀逸で、ブロガーやライター、アフィリエイターからすると、非常に参考になるなと思い、ここで取り上げています。

 

特にすごいのがそのレビューを読んで、ぼくはバチェラーを見始めたということ。

ブロガーなどをやっているとわかるのですが、文章だけで他人の行動を促すのは、とても難しです。

 

そのレビューを詳しく解説していきますが、ぼくのブログで同じような書き方をしている記事から収益が発生しています。

文字を書くことを仕事にしている人は参考になるかと思います。

 

この記事は「人の感情を動かす文章の書き方【バチェラージャパンのレビューから学ぶ】」を書いていきます。

※バチェラー・ジャパンのネタバレなしです。

バチェラー・ジャパンを見る>>>

 

バチェラー・ジャパンのとあるレビュー

ぼくが「バチェラー・ジャパン」を見始めたきっかけとなったレビューをここに載せます。

他のレビューはいいねが多くても100前後なのですが、このレビューだけは1000以上のいいねがついています。

 

モテない男性へ

僕はモテない男性です。23歳ですが、この年まで女性との交際経験がありません。
おそらくですが、僕のような人間はバチェラージャパンの視聴者層として想定されていないのではないかと思います。
ですが僕は、僕のような男性だからこその、この番組の楽しみ方があると思っています。
女性同士の醜い争いや、バチェラーへの多彩なアプローチなどなど、この番組の普遍的な面白さについてのレビューは、ほかの方が散々やり尽くしてくださっているので、僕はここでは僕と同じようにモテない男性に向けてのレビューを書きたいと思います。

モテない男性の皆さんはこんなイケメン金持ち高学歴の男に女性が群がる番組を見てる奴なんかバカじゃねぇのって思っていると思います。僕もなんとなく暇だから見始めましたが、最初は女性への嫌悪感が強かったです。イケメン金持ち高学歴男性になりふり構わず群がる25人の可愛らしい女性たちに苛立ちました。ひいては女性性への苛立ちも募りました。僕は生まれてこの方、23年間女性から路傍の石同様に扱われているのに、この差はなんだと、本当に情けない気持ちでいっぱいになり涙が出てきました。
しかし、なんとなく見始めましたが、女性の醜い部分をこれでもかと垂れ流すこの番組を最後まで見届け、僕の知らない女性の醜さについて学習し将来への糧としようと思い、見続けることを決断しました。

最初の自己紹介に始まり、その後のアプローチ合戦や女性間での言い争いなど、本当に女性はなんて醜いんだ!そう思いながら見続けました。特に女性を選別するローズセレモニーで落とされる人たちの表情にはえも言われぬ複雑な感情が湧きました。イケメン金持ち高学歴男性になりふり構わずアプローチする醜い女性が落とされる爽快感、ざまぁみろと思いました。そう思うと同時に、逆の立場であれば普段は僕のことなんかローズセレモニーに呼ぶことすらしないであろう高嶺の花のような女性たちが捨てられ泣いている姿を見て、改めてそういった女性に相手にされていない自分の境遇を鑑みていつも以上に惨めな気持ちになり涙を流しました。

しかしながら、こうした負の感情から流していた涙が、回を重ねていくうちに非常に清々しい綺麗な感情から流れるものに変わっていました。

話は変わりますが、モテない男性の皆さんは女性が好きな人を想う表情を見たことはありますか?僕はこの間までありませんでした。この間というのはこのバチェラージャパンを見るまでです。僕はほかにも女性の好きな人へのアプローチの仕方や、好きな人に見せる仕草、そういうものを見たことがありませんでした。モテない男性のみなさんも、僕と同じようにそういった女性の仕草や表情を見たことがないと思います。このバチェラージャパンにはその全てが詰まっていると思います。僕らが憧れ続けているあのなんだか幸せそうな感じの全てが詰まっていると思います。経験がないので断言はできないですが多分全て詰まっていると思います。

僕はいつしか自身がバチェラーに比べれば路傍の石であることを潔く認め、バチェラーという好きな男性の前で女性たちが見せる表情や仕草に胸をときめかせるようになっていました。あぁ恋愛はなんと素晴らしいものなんだ、心からそう思いました。
好きな人のほっぺには自分からキスしたりするんですよ?好きな人のもとには走って駆け寄って抱きついたりするんですよ?知ってました?
あー僕も走って駆け寄られて抱きつかれたい!
モテない男性は恋愛シュミレーションゲームなんかやってる場合じゃないです。ラブプラスなんかやってる場合じゃないです。バチェラージャパンを見るべきです!

それだけではないです。僕らを無視する敵のような存在に思われていた参加女性らへの気持ちもかわりました。いつしか、久保さんという圧倒的な魅力を持つ異性の前でアピールしようともがく彼女らが、女性の前でもがく我々モテない男性と重なり、戦友のように感じるまでになりました。あまり好ましく思えなかった女性が落ちるのに対してすら戦友としての共感の涙を流すようになりました。

僕は、あれだけ嫌悪感を抱いていた参加女性らの恋する姿に胸をときめかせるだけでなく、友情を感じるようになったのです。

モテない男性の皆さん、バチェラージャパン素晴らしい番組ですよ。見たら推しメンについて語り合いましょう。僕は森田紗英さんが大好きです!ここまで長々と書いてきましたが、このレビューで一番言いたいことは「森田紗英さん、大好きです」ということです。森田紗英さん!大好きです!!!森田紗英さんありがとう!!!

1,017人のお客様がこれが役に立ったと考えています
 

 

バチェラー・ジャパンを見る>>>

 

人の感情をうごかし、行動をうながす文章の特徴

0.自虐から始まる

これは全ての書き方に当てはまるわけではないので0番にしましたが、はじめに自虐からはじまっています。

僕はモテない男性です。23歳ですが、この年まで女性との交際経験がありません。

 

はじめに「僕はモテない男性です」と自虐ですが、キャッチーなセリフから始まります。すると読者的には「なにが始まるんだ?」と興味を引くことに。

太宰治の人言失格でも「恥の多い生涯を送ってきました」と始まり、記憶に残りやすいですよね。

 

そして自分を下げておくと、読者的には文章を読みやすくなります。受け止めやすくなるというのでしょうか。

冒頭で、「私は医者ですが、、、」なんて書かれたら、「なんか難しそう」「医者かよ…自分には関係のない話だ」と拒む(文章をそのまま読めない)人がいる可能性があります。

 

親しみやすさを出すなら自分をさらけ出すというか、わざと下に位置することで、読者は素直に文章を読んでくれます。

 

※権威性を活かすなら、これは控えたほうが良いです。例えば「おすすめのプログラミングスクールを紹介します→まだ初心者ですが、、、」という感じはNG。

 

1.下げてから上げている

このレビューを全体的に見てみると、一度「バチェラー・ジャパン」を下げてから上げています。

 

モテない男性の皆さんはこんなイケメン金持ち高学歴の男に女性が群がる番組を見てる奴なんかバカじゃねぇのって思っていると思います。僕もなんとなく暇だから見始めましたが、最初は女性への嫌悪感が強かったです。

~中略~

しかしながら、こうした負の感情から流していた涙が、回を重ねていくうちに非常に清々しい綺麗な感情から流れるものに変わっていました。

~中略~

僕は、あれだけ嫌悪感を抱いていた参加女性らの恋する姿に胸をときめかせるだけでなく、友情を感じるようになったのです。

モテない男性の皆さん、バチェラージャパン素晴らしい番組ですよ。

 

一度バチェラージャパンを「自分には合わない!」と言って下げているのに対し、最終的には「素晴らしい番組」と評価しています。

 

通販番組でも、はじめに下げてから上げているように思います。

「雑草って抜いても抜いても生えてきますよね、それで腰を痛めたり、汗をかいたり、、、。でも大丈夫!この除草剤で一気に掃除できます!」

こんな感じです。

 

この高低差は、読んでいる側からすると、

  • 飽きない
  • 感情が動く

という特徴があります。

はじめから「この商品良いですよ!まじでいい!」みたいな流れだと、読んでいる側からすると飽きますからね。

行動を促すという意味では、このテクニックは最強のように見えます。

 

2.メリットを提示している

レビュー中には、「バチェラー・ジャパン」を見るメリットをしっかりと提示しています。

 

話は変わりますが、モテない男性の皆さんは女性が好きな人を想う表情を見たことはありますか?僕はこの間までありませんでした。この間というのはこのバチェラージャパンを見るまでです。僕はほかにも女性の好きな人へのアプローチの仕方や、好きな人に見せる仕草、そういうものを見たことがありませんでした。

~中略~

好きな人のほっぺには自分からキスしたりするんですよ?好きな人のもとには走って駆け寄って抱きついたりするんですよ?知ってました?
あー僕も走って駆け寄られて抱きつかれたい!
モテない男性は恋愛シュミレーションゲームなんかやってる場合じゃないです。ラブプラスなんかやってる場合じゃないです。バチェラージャパンを見るべきです!

 

このようにモテない男性に向けて、バチェラー・ジャパンを見ると、

「好きな人に見せる女性の表情や仕草が見れる」

というメリットが書かれています。

モテてる人からするとどうでもいいようなことに思えますが、モテないぼくのような人間からすると、大きなメリットです。

 

「へーそんな特別な表情なんてあるんだ、少し見てみようかな」

なんて読者に行動を促すことができます。

 

3.ターゲットを絞っている

すでにお気づきの方も多いかもしれませんが、文章のターゲットを絞っています。

そのターゲットとは、モテない男性です。

僕は生まれてこの方、23年間女性から路傍の石同様に扱われているのに、この差はなんだと、本当に情けない気持ちでいっぱいになり涙が出てきました。

 

モテる男性からすると「このレビュー意味わからない」となるかもしれません。しかしそれは当然のことで、この記事はモテない男性に向けて書いています。

 

ターゲットを絞ることで、多くの人を動かすことは無理なことですが、その小さなターゲット層に突き刺さります。

 

自分のブログで例えてみますが、

という記事から、夏に40万円以上のお金が動きました。(入ってくるのは数%ですよ)

「アイルランド旅行に行く」人ではなく、「初めてのヨーロッパでアイルランドを一人旅する」人をターゲットにしています。

なので読者さんの感情を動かして、行動を起こさせたと思っています。

ターゲット層を幅広くしてしまうと、誰の感情にも突き刺さらない記事ができてしまいますからね。

 

4.本気の感情を吐露している

最後になりますが、このレビューでは、バチェラー・ジャパンに対する本気の感情が何度も見ることができます。

 

モテない男性の皆さんはこんなイケメン金持ち高学歴の男に女性が群がる番組を見てる奴なんかバカじゃねぇのって思っていると思います。僕もなんとなく暇だから見始めましたが、最初は女性への嫌悪感が強かったです。

 

僕はいつしか自身がバチェラーに比べれば路傍の石であることを潔く認め、バチェラーという好きな男性の前で女性たちが見せる表情や仕草に胸をときめかせるようになっていました。あぁ恋愛はなんと素晴らしいものなんだ、心からそう思いました。

 

モテない男性の皆さん、バチェラージャパン素晴らしい番組ですよ。見たら推しメンについて語り合いましょう。僕は森田紗英さんが大好きです!ここまで長々と書いてきましたが、このレビューで一番言いたいことは「森田紗英さん、大好きです」ということです。森田紗英さん!大好きです!!!森田紗英さんありがとう!!!

 

感情を見せるというのは大事なことで、揺れ動いている感情を見ると、自分の感情まで動きます。

たとえば、オリンピック選手が競技をしている姿は、なんとなく見る。でも選手が悔し涙を見せたり、メダルを持ち喜んでいる姿を見ると、感動してくる。

という感じです。

 

心から良かったことを表すと、「まじか…自分もやってみようかな」と読者も感情を動かしてくれます。

このような本気の感情を見せる文章を収益記事に差し込んだところ、最近1件発生しました。正直驚いています。

 

まとめ:心の底から書けば、読者は動いてくれる

この記事は「人の感情を動かす文章の書き方【バチェラージャパンのレビューから学ぶ】」について書きました。

こんなレビューを書けるなんて本当に羨ましいです。

ぼくのようにこのレビューをみて、バチェラー・ジャパンを見始めた人はたくさんいると思います。まじでお金を払って、ブログ記事を書いてほしいくらい。

心の底から湧き出る感情を書くことができれば、読者は動いてくれます。

ブログの書き方に迷ったり、収益が発生していないなら、このレビューを何度も読み返しましょう!

 

バチェラー・ジャパンを見る>>>

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