日本建築

【東京】建築学生が、仙川の安藤忠雄ストリートに行ってみた【建築情報、行き方など】

「安藤忠雄ストリートはどんな感じ?」

「今度行ってみようかな」

 

こんにちは!くりです。

安藤忠雄さんの建築作品は、表参道や赤坂などの都心にあるイメージですが、じつは調布市にもあります。

そこには、1つの建築だけではなく、なんと6つも安藤建築があります。

ということで、建築学生の僕が、調布にある安藤忠雄建築群、通称安藤忠雄ストリートに行ってきました!

今回は、そこでの様子をリポートしていきます!

 

安藤忠雄、安藤忠雄ストリートとは?

まずはじめに、簡単に安藤忠雄さんの事についてご紹介します。

 

建築家・安藤忠雄とは?

1941~、現在77歳。

大阪生まれの建築家で、元はプロボクサーでした。

世界的な建築の賞を総なめにしている、日本を代表する建築家です。

高校卒業後は大学に進学をせず、独学で勉強!

若い頃世界を旅して、建築を見て学んだ経験が、今でも生かされているそうです。

 

僕も世界を旅することが好きなので、安藤さんには勝手に共感を持っています。

去年、ヨーロッパに行った時、安藤建築を見回りました。特にヴェネチアのシンボル的建物を手がけた事にとても感動して、「まじですごい人だ」と思いました。

関連記事:【必見】ベネチアの美術館、「プンタ・デラ・ドガーナ」に行ってきた!

 

安藤忠雄ストリートとは?

安藤忠雄ストリートは、調布にある、6つの安藤建築が並んでいる道のことを指します。

そこには、マンションや劇場、美術館や保育園などがあり、地域によりそう環境になっています。

 

 

安藤忠雄ストリートへの行き方(アクセス)

安藤忠雄ストリートは、仙川駅から徒歩5分くらいで着きます。

仙川駅を出て、左手に5分ほど歩くと、大きな道路につきあたります。その通りが安藤忠雄ストリートです。

 

余談ですが、仙川駅めちゃオシャレになってますね。

昔の仙川は、温泉以外になにもないイメージでした。でも今はガラス張りの商業施設など、おしゃれな店がたくさんあります。

今の仙川は、おしゃれスポット”自由が丘”に似ています。まわりに女子大が多いからですかね。

 

 

安藤忠雄ストリートを紹介します

これから僕が撮影した写真とともに、ご紹介していきます!

 

1.シティハウス仙川ステーションコート

2011年、竣工。シティハウス仙川ステーションコート。

安藤忠雄ストリートの一番端にある建物です。

 

とても大きなマンション。

安藤忠雄ストリートの中で、一番新しくできた建物です。

 

住友不動産とコラボした、打ちっぱなしコンクリートのマンション。

2LDK、3LDKがメインのファミリー層向けになります。そして1階には保育施設がありました。

駅徒歩2分で、甲州街道に面しているので、かなり立地が良いです。

 

2.仙川デルタスタジオ

2007年、竣工。仙川デルタスタジオ。

3階建てのテナントビルです。

 

1階には歯医者、2階には写真スタジオがあります。

 

ちょっと裏から登ってみます。

 

3階の廊下。絶妙に光が差し込んでいました。

この階にはたしか事務所が。この椅子は誰が座るのでしょう。

 

安藤忠雄、そして近代建築の巨匠”ル・コルビュジエ”の建築でよく見られる特徴です。

壁を繋がないんですよねー。見た時になぜか嬉しくなりました。

関連記事:【2019】ル・コルビュジエ展に行ったのでリポートします!【国立西洋美術館】

 

3.複合施設「せんがわ劇場」「ふれあいの家」「仙川保育園」

2007年、竣工。

とても横に長い複合施設です。

 

建物の先端が尖っていて、船型の形をしています。なかはどうなっているのでしょうか。

 

建物の真ん中には、「調布市せんがわ劇場」があります。

 

土曜日に訪問したので、リサイタルがありました。中に入ってみたかったので、500円を払い、鑑賞することに。

中に入ってみると、室内は普通でがっくりです。

そして赤いドレスを来た女性が一人、舞台の上でキレイな音色を響かせていました。

みんな集中してピアノを引いている姿を見ていたので、「人々を惹きつけられる表現者はすごいな」と思いました。

 

いい天気です。

 

この建物の裏側にまわると、保育園があります。

建物のオモテとウラで異なる役割をしているのは、珍しいのではないでしょうか。

 

こんなアーティスティックな保育園に通いたかった。

 

4.シティハウス仙川

2004年、竣工。シティハウス仙川。

5階建ての集合住宅で、1階には喫茶店や画廊、レストランなどが入っています。

 

とにかく横に長い。一番端に住んでいる人は大変そうです。

コルビュジエのユニテ・ダビタシオンも横に長くて、建物の端まで行くのがちょー大変でした。

関連記事:マルセイユのユニテ・ダビタシオンに宿泊した【行き方、場所、料金など】

 

見づらいですが、屋上緑化がされています。

 

一軒だけ埋まっていませんでした。

これが表参道ヒルズなら応募は殺到するでしょうけど、仙川なら厳しいのですね。

 

横面はこんな感じです。一枚の壁ではなく、薄いコンクリが数枚重なっています。おしゃれ。

この隙間からベランダが見えました。おそらく朝日が差し込む仕掛けになっています。

 

5.東京アートミュージアム

2004年、竣工。東京アートミュージアム。

地域性の強い、美術館です。

 

現在は、

【-プラザ・ギャラリー30年の軌跡-写真展「 光陰矢の如し 」】

が開催されています。

会期:2019年1月12日(土)- 3月31日(日)

開館時間 :11時~18時30分(入館18時まで)

開館日 :木・金・土・日

休館日 :月・火・水

冬季休館:2018年12月24日(月)~2019年1月11日(金)

(展示替および館内メンテナンスのため、上記期間外は休館)

入場料 :一般 500円/大高生 400円/小中学生 300円

 

中に入ってみます。

やはり館内は凄いです!

光の差し込みやコンクリートの表現力など、とても安藤さんらしい美術館でした。

ただ少し動線が気になります。階段は細く一人しか通れません。

そこまで大きくないので、こむことはなさそうですが。

あと館内画像がないのは、写真禁止で著作権ががっちりしているからです。

公式HPで館内画像をみる>>>

 

横はアルミ板になっていました。なぜこうなったのか気になります。

 

6.仙川アヴェニュー・アネックスII

2004年、竣工。仙川アヴェニュー・アネックスII。

3階建てのマンションで、1階は店舗、おしゃれな自転車屋が入っていました。

 

丸みを帯びた屋根なので安藤建築とは思わず、写真もこれしか取りませんでした。

まさかの安藤忠生さんの建築だったのですね。

直線を駆使するイメージがあるので、これには驚きです。

 

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安藤忠雄ストリートに行ってみた感想

地元住民から厳しい意見が上がっています。

・環境に調和していない

・酷い街並み

・しんだ町

など酷評されています。

僕は、こういう異質な街がいくつかあってもいいと思います。

この異質さを頭ごなしに否定する動きは、日本人の悪しき習慣です。

いまの多様化する時代の流れに沿って、色々なことを受け入れていくことが大事なのではないかなと。

でもたしかに周囲との調和はあまり考えられていませんでした。

安藤さんがヴィトラ社キャンパスを制作した時の、「周りの木を切らないで済むように、建物を中に入れた」というエピソードが大好きなのですが、ここではそのような配慮は見られません。

環境を考えているかと言われれば、うーん。

 

この建物群は地主の強い要望で、建てられたと言われています。

そして僕は安藤さんの著書を何冊も読みしましたが、この仙川の作品について触れられているところを見たことがありません。

なので安藤忠雄さんもそこまで乗り気ではなかったんじゃないかな、と思います。

 

ぼく個人の感想は、「カッコいい、でもあそこまで並ぶとありがたみがなくなる」です。

仙川に「東京アートミュージアム」だけぽんっとあれば、すごくおしゃれなんじゃないですかね。

 

まとめ:安藤忠雄ストリートは一度は見るべき!

僕は行ってみて本当に良かったです。色々なことを考えさせられました。

音楽と芸術が楽しめる町になっています、ぜひ行ってみてください!

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